
筋肉は「体を動かすだけ」のものではありません
~筋肉とがん予防の意外な関係~
「筋肉があると、がんになりにくいって本当ですか?」
最近の研究では色々とはっきりしている結果
が増えてきているようです
結論から言うと・・・
「筋肉があるから絶対にがんにならない」というわけではありません
しかし、近年の研究では、
・筋肉量を維持し
・適度な運動を続けている人
は、多くのがんの発症リスクや再発リスクが低い傾向にあることが報告されています。
実は筋肉は、単に体を動かすための組織ではなく、全身の健康を支える大切な「健康臓器」
という見方に変わってきています👀✨
①筋肉は免疫を応援してくれる
私たちの体では
毎日のように異常な細胞が生まれています。
しかし通常は
免疫細胞がそれらを見つけて排除してくれるため
大きな問題にはなりません。
ウォーキングや筋力トレーニングなどで
筋肉を動かすと、免疫細胞(NK細胞)(T細胞)
が活発になり
体を守る働きがサポートされることが分かっています。
つまり、筋肉を動かすことは、体の「見張り役」を元気にすることにもつながるのです。
免疫力が高まる
②毎日できる異常細胞(がん細胞を含む)を見つけて排除する働きがあります。
筋肉は炎症を抑える働きもある
近年、「慢性炎症」がさまざまな病気と関係していることが分かってきました。
肥満や運動不足
睡眠不足
ストレスなど
が続くと
体の中では弱い炎症が長期間続くことがあります。
筋肉を動かすと
「マイオカイン」と呼ばれる物質が分泌されます。
マイオカインには
炎症を抑えたり、免疫の働きを整えたりする作用があると考えられており
健康維持に重要な役割を果たしています。
ガンは
慢性炎症が続く体
で起こりやすいことが知られています。
例えば
- 肥満
- 内臓脂肪
- 高血糖
- 運動不足
これらは体の炎症を強くします。
筋肉が増えると
炎症を抑える物質(マイオカイン)が分泌され
体が炎症を起こしにくくなります。
③血糖値が安定する
筋肉は血糖値を安定させる
筋肉は、体の中で最も多く糖を取り込む場所です。
筋肉量が保たれていると
血糖値が安定しやすくなり
インスリンも効率よく働きます。
反対に、筋肉が減ると血糖値が上がりやすくなり、内臓脂肪も増えやすくなります。
こうした代謝の乱れは、一部のがんのリスクとの関連が指摘されています。
筋肉は糖を貯める最大の倉庫です。
筋肉が多い人ほど
血糖値が安定し
インスリンの働きも良くなります。
高血糖や高インスリン状態は
いくつかのがんのリスク上昇と関連しています。
④ホルモンバランスが整う
特に女性では
閉経後
脂肪細胞から女性ホルモンが
多く作られるようになります。
脂肪が増え過ぎると
- 乳がん
- 子宮体がん
などのリスクが高くなることがあります。
筋肉を維持すると体脂肪が増えにくくなります。
つまり・・・
筋肉は内分泌器官として働いているのです。

⑤ 癌治療でも筋肉量が多い人ほど予後が良い
がん治療の現場でも、筋肉量はとても重要視されています。
がん治療では
筋肉量が少ない人ほど
- 副作用が強い
- 入院が長い
- 回復が遅い
という研究が多くあります。
逆に筋肉量が保たれている人は
- 手術後の回復
- 抗がん剤治療
- 生存率
が良い傾向があります。
筋肉は動くためだけではなく
- 血流を作る
- リンパを流す
- 呼吸を助ける
- 姿勢を保つ
- 自律神経を整える
など全身の健康を支えています。
※運動不足になると・・・↓↓↓
血流低下
↓
低酸素
↓
炎症
↓
免疫低下
↓
病気になりやすい体
という流れになりやすくなります😫
🌿 ただし誤解してはいけないこと
「筋肉があるからがんにならない」
というわけでは決してありません。
がんは、
- 年齢
- 遺伝
- 喫煙
- 飲酒
- 感染症
- 紫外線
- 食生活
- 運動
- 睡眠
など多くの要因が重なって起こります。
筋肉づくりや運動は、その中でもリスクを下げる重要な生活習慣の一つと考えられています。
運動しろと言われても『痛み』が・・・
痛みがあると動くことが億劫になり
筋肉は少しずつ弱ってしまい疾病リスクも
どんどん上がります😨
だからこそ
毎日のセルフケアを行い
痛みを和らげながら
「無理なく動ける体」をつくることが
将来の健康づくりにもつながるのです。


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